やる気のない日本の会社員

やる気のない日本の会社員

[カテゴリ] コンサルティング
[更新日] 2019/6/6
[投稿者] 釘宮 崇
努力、やる気、頑張りという言葉が大好き。
まじめでコツコツ勤勉。

日本人と言えば、このようなイメージですが、実際に仕事へのモチベーションを調査すると、このような結果になったそうです。

米ギャラップが企業の従業員のエンゲージメント(仕事への熱意度)を調査したところ「熱意あふれる社員」の割合は、米国が32%なのに対し、日本はわずか6%にすぎなかった。

調査した139カ国中132位と最下位級だ。

2019/2/21 日本経済新聞


実は、日本の仕事へのモチベーションは世界最下位級なのだそうです。
 

しかも日本は「周囲に不満をまき散らしている無気力な社員」の割合が24%、「やる気のない社員」が70%に達した。


本人がやる気がないだけではなく、周囲に不満をまき散らしている無気力な社員も24%。
アフター5の居酒屋で、会社への不満を愚痴り合っている姿が目に浮かびます。


なぜ、このような結果になったのでしょうか?

それはこの調査方法に答えがあるようです。


米国のギャラップ社が、全世界で1300万人のビジネスマンに対して、12の質問(Q12:キュー・トゥエルブ)をすることで、調査は行われました。


その質問とは、
 

Q1:職場で自分が何を期待されているのかを知っている

Q2:仕事をうまく行うために必要な材料や道具を与えられている

Q3:職場で最も得意なことをする機会を毎日与えられている

Q4:この7日間のうちに、よい仕事をしたと認められたり、褒められたりした

Q5:上司または職場の誰かが、自分をひとりの人間として気にかけてくれているようだ

Q6:職場の誰かが自分の成長を促してくれる
 

プレジデントオンライン より



これが前半6つの質問ですが、すべて5点満点で5点を取れる人はどのくらいいるでしょうか?

日本が世界最下位級である理由は、

○ ものごとをはっきり言わず、相手の気持ちを察することを求める → 忖度
○ 仕事に我慢強さと忍耐力を求める
○ シャイで褒めるのが苦手

というような、日本人の特性が点数を取りにくくさせているのですね。


しかし、これらの質問で満点を取れるような会社で働けると想像したら、どんなに幸せでしょうか。


残業の削減、有休消化などの働き方改革が叫ばれています。

やりがいを感じられて、自分も成長でき、周りからも認められる。

このような側面からも、日本の組織は変わっていかなければいけないのだと思います。


最後に。
ドラッカーも著書でこのようなことを書いています。
 

会社がどれほどのものかは、三つの質問に、社員のどれだけがなんのためらいもなしに、「はい」と答えられるかによってわかる。     
                      
① あなたは敬意を持って遇されているか                            
② あなたは応援されているか                            
③ あなたが貢献していることを会社は知っているか         
                  
事業を成功させるには、社員が最高の仕事ができる環境を作らなければならない。

『理想企業を求めて』  

「ドラッカー 時代を超える言葉―洞察力を鍛える160の英知」
上田 惇生 (著) ダイヤモンド社


 

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